仮想通貨の送金ネットワーク(ERC20, TRC20, BEP20)の正しい選び方

Binanceから他の取引所や個人のウォレット(MetaMaskなど)へ仮想通貨を送金する際、必ず直面するのが「ネットワーク(チェーン)の選択」です。

ここで間違ったネットワークを選択してしまうと、送金した資金は永久に失われ、二度と戻ってきません(これを業界用語で「セルフゴックス」と呼びます)。このガイドで、主要なネットワークの違いと正しい選び方をマスターしましょう。

主要なネットワークの違い

同じ「USDT(テザー)」という仮想通貨でも、どの道路(ネットワーク)を通って運ぶかによって、手数料(ガス代)や到着スピードが全く異なります。

1. ERC20(Ethereumネットワーク)

2. TRC20(Tronネットワーク)

3. BEP20(BNB Smart Chain / BSC)

絶対に失敗しない送金の手順

  1. 宛先(入金側)の対応ネットワークを確認する: まず、お金を受け取る側の取引所やウォレットを開き、「入金(Deposit)」画面でどのネットワークが選択できるかを確認します。
  2. 送信元(出金側)で同じネットワークを選ぶ: Binanceの「出金(Withdraw)」画面で、宛先で確認したネットワークと「完全に同じ名前」のネットワークを選択します。
  3. 少額でテスト送金を行う: 初めて送金するアドレスの場合、いきなり全額を送るのではなく、必ず最低送金額(例:10 USDT)でテスト送金を行ってください。無事に着金したことを確認してから、残りの本番送金を行います。
警告: 「手数料が安いから」という理由だけで、宛先が対応していないネットワーク(例:宛先はERC20しか対応していないのに、送信元でBEP20を選ぶ)を選択しないでください。資金はブロックチェーンの闇に消え、Binanceのサポートでも復旧することはできません。

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